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J.G.キューレマンス

J.G.キューレマンスと見るコンパニオンバード図鑑

オランダ出身の鳥のイラストレーターであった彼の絵と一緒に、コンパニオンバード(伴侶としての鳥)を見ていきましょう。

スクロールで進みます

セキセイインコ

セキセイインコ Budgie

原産地: オーストラリア全域
原産地: オーストラリア全域

セキセイインコはオーストラリア原産で、現在でも草原に大きな群れをなして生息しています。 しかし、これらの野生種は、ペットショップで普通に見られるセキセイインコよりもやや小型です。

ペットとして一般的なセキセイインコには、米国種と英国種の2種類がいます。 ペットショップでよく見かけるのは米国種で、展示会やショーでよく見かけるのは大型の英国種です。 英国種は米国種とは外見が異なりますが、どちらも同じ種類に属します。

セキセイインコは穏やかでおとなしい鳥です。また、幼少期に飼いならした場合、非常に飼いやすい鳥です。 しかし、ペアの場合、飼い主に懐かなかったりおしゃべりをしなかったりといった事があります。

ヨウム

ヨウム Grey Parrot

原産地: アフリカ西海岸
原産地: アフリカ西海岸

カメルーン、コンゴ、ガーナ、ケニアなどアフリカの赤道付近に原産地があります。 生息地は密林ですが、森林の端やサバンナでもよく見られます。

ヨウムはコンパニオンバードの中でも知能の高い種類です。 飼い主に対して非常に甘く愛情深い性格に育つものが多く、かなり社交的な種として知られています。

発声と音を聞き分けるのも得意で、幼児の子供と同じように、聞いたことを繰り返す事を好みます。 キーキーと鳴るドア、車のバックチャイム、火災報知器、電子レンジの警告ベル、電話の着信音など、好きな音を拾って繰り返すことに長けています。 なので、飼い主は愛鳥が聞く音に注意する必要があります。 なぜなら、一度覚えたこれらの音を忘れさせることは困難か不可能だからです。

オカメインコ

オカメインコ Cockatail

原産地: オーストラリア全域
原産地: オーストラリア全域

原産地はオーストラリアで、主にアウトバック、大陸北部の地域に住んでいます。 1770年に発見されたオカメインコは、オーストラリアに住むキバタンに代表される白色オウム系列の中で最も小さなメンバーです。 白色オウムと同じような特徴や習性を多く持ち、野生では大きな群れで生活しています。

オカメインコは1900年代にペットとして人気を博しました。 飼育下で繁殖しやすく、そのおとなしい、フレンドリーな性格は、人間との生活にも自然にフィットするようになります。

オカメインコは知的な鳥で、時間をかけてさまざまな芸を覚えることができます。 手を振ったり、口笛を吹いたり、鈴を鳴らしたりといった具合です。賢い小鳥なので、新しい挑戦を楽しむことができます。 多くのオカメインコは、鏡の中の「もう一羽の鳥」に話しかけて何時間も自分を飽きさせないようにすることさえあります。

コンゴウインコ

コンゴウインコ Macaw

原産地: 南アメリカ
原産地: 南アメリカ

南アメリカの熱帯雨林地帯が原産地で、標高1,000 ~ 3,000フィートの湿度の高い常緑樹林に生息しています。

この種は自然界に広く生息していたが、森林伐採やペット売買のための違法な捕獲により、多くの地域で絶滅の危機に瀕しています。

野生ではコンゴウインコは小さな群れで生活しています。 単独でペットとして飼う場合、あなたはこの鳥の群れの仲間になり、強い絆を築くことができます。 コンゴウインコと暮らすには毎日気を配り、触れ合うことが必要です。 適切な訓練と社会化を行わないと、攻撃的で破壊的な性格になることがあります。

コンゴウインコの印象的な大きなくちばしは強力で、刺激すると噛むことがあります。 この鳥は、鳥の警告サインや境界線を理解できないほど幼い子どものいる家庭にはあまり適さないかもしれません。

キバタン

キバタン Cockatoo

原産地: オーストラリア沿岸
原産地: オーストラリア沿岸

オーストラリア東部、ニューギニア、インドネシア、ニュージーランドに生息しており、熱帯・亜熱帯雨林を住処にしています。 また、都市部でもよく見かけ、オーストラリアの一部の地域では多く生息しているため、人々はこの鳥を害鳥として捉える人も少なくないようです。

インコやオウムは言葉を含め、音を模倣することが得意ですが、キバタンに関して言えば発声能力は少し劣っていると言えます。 しかし、語彙の多さについては飼い主の努力次第で幅広く学習させる事ができます。

キバタンの中には、覚えた言葉を叫んでしまう子もいるので注意が必要です。 この傾向は飼い主をイライラさせることがあり、ご近所や来客とのトラブルの原因になることもあります。